Friday, September 13, 2013

三方湖調査報告

 おひさしぶりです、ジョージです。
(自分もバタバタしていましたが)4年生は要旨などで
慌ただしかったのでしょう、久しぶりの更新となります^^

 先月末に東大・東邦大合同で福井県三方湖に調査に行きましたので、
そのときの様子でも簡単に(写真多めで)報告しようと思います。


【2013年8月20-23日@福井県三方五湖(三方湖)】

メンバー\(^O^)/
チーム東大(船組):ヨシダさん、ISZMさん、ちゅーりさん
チーム東邦(沿岸組):鏡味先生、西廣先生、博士研究員、BOSS、ジョージ


■1にちめ
 

午後に到着し、まずは調査地の下見。
(チーム東大は翌日からの調査に備えて別行動)

イトトンボの多さにびっくり
印旛沼と全然違う!
 
ヒシ Trapa japonica で覆われています



西廣少年
 
印旛沼と同様に、三方湖でもヒシの刈り取りが行われていました。
刈り取ったヒシは、がんがん陸に運ばれていきます。
 
 

陸揚げ作業中。恐竜のようです

徒歩で移動しながら、どこが調査に適しているのか検討中

 

(この背中をみておおきくならなきゃ)と思う
ジョージなのであった

場所によって、沿岸の様子は大分違う雰囲気……
わくわくしてきます。


抽水植物が生えています


護岸によって陸と水辺の境界が
はっきりしています

下見を終えて、自分の調査準備も済ませ、みんなで宿に戻ります。
      /手伝ってくださったみなさんに感謝!!\
宿は海に面していましたので、眺めと波の音が素敵でした。
(どうでもいい情報ですが、ジョージは泳げません)

夕食前に、博士研究員・ISZMさん・ジョージはおさんぽ

きれいです^^

■2にちめ

トラップを仕掛けるため、鏡味先生と博士研究員、ジョージは沿岸を回ります。
西廣先生とBOSSはチーム東大と合流し、船上調査へ……

なんとかぎりぎり詰め込まれたトラップ

(見守られる図)


力持ちの博士研究員に助けてもらいます
(筋トレから頑張らないと……と思うジョージなのであった)

全部仕掛け終わったら、あとは回収までそっとしておきます。
印旛沼とどう違うのか、楽しみです。

■3にちめ

実はこの日の明け方(だったかなあ)、
視界が真っ白、波の音がよく聞こえないぐらいの大雨が降りまして
トラップの心配をしながら1日を過ごしました……
鏡味先生は先にご帰宅(´・ω・`)

この日は自分の仕事があまりないので、ISZMさんの調査に同行し
お手伝いをすることに。船上は暑いですが楽しい(^ω^)

博士研究員とちゅーりさん

ISZMさんと西廣先生(と船頭さん)
凛々しいヨシダさん
麦わら帽子で気合い十分のBOSS

ヒシ刈り取り船!

根っこを切らないようにヒシを抜いたり、
湖底の種子を採取したりと結構たいへん!

鋤簾が似合いますね。かっこいい^^*

(笑)

一度昼休憩のため上陸し、午後船組は再び湖へ、
自分はひとり むし取りをしていました。


ジュンサイハムシ Galerucella nipponensis
印旛沼の子たちより元気(?)な印象


トビムシたち。小さいけれど形が素敵。
トビムシぬいぐるみがあったら大ヒット間違いナシ


セスジイトトンボ Paracercion hieroglyphicum
あちらこちらで飛び回っているのを観察できます。
どうやらトビムシを食べるようです


この中にはガの幼虫が入っているのですよ!


密集しすぎ……

むしと触れあっているので寂しくはありませんでしたが(?)
もしおぼれてしまったらドウシヨウ……とビクビクしていました。
みんなが帰ってきてほっとしたなぁ


■さいしゅうび

ちょっと先に、西廣さんが帰宅(´・ω・`)
この日はかなり慌ただしかったので写真は撮っておりませんが、
自分は博士研究員・BOSSと一緒にトラップの回収をしたのち
チーム東大と合流。
大雨に降られて大丈夫かなぁと心配していたトラップも
ちゃんとむしを回収することが出来ました!よかった!
「ゲリラ豪雨ごときでやられるトラップではない」(博士研究員)

とってきたむしサンプルはまだ開けていませんが、
早く中が見たくてちょっとそわそわしています。
……そろそろ開けようかな!

お手伝いしてくれたみなさま、本当にありがとうございました。
お疲れさまでした!


気付けば完全に、個人の日記……
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

ジョージ

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