Tuesday, September 21, 2010

横浜駅近くの

どうもユハラです.
今回は360万都市横浜駅近くに造成された塩性湿地の調査について報告します.
私は5月のブログでも申しましたが,東京湾内の人工水路内の干潟のベントス相について研究しております.
今までは,千葉県側で調査しておりましたが,湾西岸についても調査することになりました.
湾西岸,特に神奈川県側は特にヨシ原を伴う干潟が極端に少なく,現場選定に苦慮しました.

調査は,6月14日(月),7月16日(金),8月12日(木)に行いました.

景観写真です.ヨシがビッシリ生えてます.横浜市の中心街の只中にあります.

少ないながらも,干出域もあります.この小さな面積にヤマトオサガニなどがいます.

実はヨシだけではなく,シオクグも生えてます.

ここにもこんなカニが!


都会の只中に位置する塩性湿地.しかし,底生動物は貝類6種,多毛類3種,甲殻類10種と20種近く確認しました.あながち人工造成された場所と言って,馬鹿にできない種組成でした.

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