Sunday, November 28, 2010

あの土曜日のひとつの声

どうも不肖ユハラです.
2010年度の写真を整理していたら,3月の船橋界隈の調査候補地視察の記録がありました.
地図を眺めていると,都市の只中にヨシ原があるではないか!ということで前々から視察に行こうと思ってました.海神川,日の出水路などです.

2010年3月20日(土)
潮汐は船橋漁港で午後1時半で最大干潮22cmでした.
午前中都内でのシンポジウムに出席後,急ぎ足で西船橋駅に到着しました.

Hoy es sábado(きょうは土曜日),海神川に到着しました.なかなか良い雰囲気ですが….
Hoy es sábado(きょうは土曜日),海神水門です.
がっつし水門は閉められ,前の写真の景観はすべて淡水でした.
汽水化は潮位の問題もあり難しいそうです.

Hoy es sábado(きょうは土曜日),海神水門を越えた海側の水路です.
もちろん,もちろん,ここは汽水域ですが,干出部分はバクテリアで白くなってます.
いわゆるヘドロで,さすがの私でもベントス調査を積極的に行おうとは思えません.


Hoy es sábado(きょうは土曜日),日の出水門?ががっつし閉ざされてます.


Hoy es sábado(きょうは土曜日),水門を越え国道方面へ.
汽水域ではありません.水門をあけたら潮位で大変なことになりそうです….
しかしなかなか凄い光景です….



Hoy es sábado (きょうは土曜日),もう大神宮下に近い海老川河口の船溜りです.ここは汽水です.
この付近で一期生のK崎くんがクロベンケイガニを捕まえたそうです.
そのクロベンケイガニは「ゴンザレス」という名前で研究室内で大事に飼育されてました.

Hoy es sábado(きょうは土曜日),西船橋から大神宮下まで5kmくらい歩き回りました.
水門を開けば,汽水となり様々なベントス種は増えるでしょうが,高潮の被害が容易に想像できます….なかなか難しい問題です.
元ネタ(本文中の謎の文章は,タンゴオペレッタ「ブエノスアイレスのマリア」から想起してます.)

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