大和田君たちに便乗して、小櫃川で1泊2日の調査を行いました。
私が何を研究しているのかというと・・・
ヨコエビです。
「エビ」とついていますが、クルマエビとかブラックタイガーとかの一般的なエビの仲間(十脚目)じゃありません。
端脚目ヨコエビ亜目というグループに分類されます。
大部分は左写真(Eogammarus sp.)(*1)のように平べったい体をしていて、横向きに這い回ったりするので「ヨコエビ」と呼ばれているようです。
さて、話を戻します。
29日の小櫃川は曇りがちで、少し寒かったです。
風がハンパないです。
奥のほうに、赤茶色い筋が見えると思います。
砂嵐です。
潮が引き、干潟の表面が乾いてきたことで砂が飛びやすくなったようです。
サンプルを採っていると、顔に砂が当たって本当に痛いです。
30日。
風は弱くなっていました。
そんなわけで、余裕をもってヨコエビを採れました。
古い漁網を持ち上げると・・・
いるわいるわ・・・
♂が♀を抱えています。
産卵までこうして一緒に過ごすようです。
次の調査も他の学部生に便乗する予定です(笑)
その前に今回のサンプルを処理しないと・・・
小川ひ
追記
(*1)ポシェットトゲオヨコエビ Eogammarus possjeticus
(*2)フサゲモクズ Hyale barbicornis → Ptilohyale barbicornis
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