Skip to main content

7/26-27小櫃川河口調査に便乗しました(小川ひ)

ヨコエビの小川です。

最近、暑いです。それでも潮は待ってくれません。
みんなの「調査焼け」も日に日に濃さを増しています・・・


●No.36 小櫃川河口干潟調査合宿
 大和田・地曵両氏(通称”小櫃組”)による調査に同行しました。
 それぞれイボキサゴとテナガツノヤドカリを研究対象としていて、
 二人のコンビネーションは貝とヤドカリのように絶妙です!

 さて、私は相変わらずヨコエビを拾っています。
 彼らの調査は生息密度を知るための「定量調査」です。
 一定量の砂を採取してふるいにかけ、残った物の中から巻貝とヤドカリを拾います。
 当然のことながら、それ以外の生物も採れるわけで、そこに含まれているヨコエビを拾います。 
 そうすることで、ヨコエビも定量的に調査でき、生息密度が分かるという仕組みです。

 いました。画面中央、丸い背中が・・・
 一番多く採れたのが、写真にもあるHaustorioidesという舌を噛みそうな名前のヨコエビです。
 ナミノリソコエビ科Dogielinotidaeに属しますが、サーフィンしているところは見たことがない・・・
 今度ぜひ、行動観察を実施したいものです。

 というわけで、今回のヨコエビはHaustorioides属です。 (*1) 全体的に丸っこい印象のあるヨコエビで、砂に潜って生活しています。
 海藻をガシャガシャとやってもたまに採れますが、砂をふるうとかなりの確率で入っています。
 大きさは5~10mm弱。

 密度を見てみると、波打ち際で少なく、干潟の中ほどで最大となり、
 岸にかけて減少していくことが分かりました。
 本当に「波に乗る」ところが見えれば、波打ち際で少なくなる理由が分かるかもしれません。


ドロクダ地獄,ナゾヨコエビの件、いまだ先が見えず。
中間発表も近いので、目鼻をつけたいところです。

小川洋


追記
(*1)ナミノリソコエビ Haustorioides japonicus
 第1~第2腹側板の後ろが尖ることが特徴ですが、写真では分かりにくいです・・・

Comments

Popular posts from this blog

異動

久々の投稿です。鏡味です。

東邦大学理学部の湖沼生態学研究室は2018年3月をもって解散することとなりました。

研究室が始まったのが2007年、53名の学生が卒業しました。研究室は学生や研究員の方々の研究・サポートなしにはありえませんでした。今まで本当にありがとうございました。

先日開いてもらったOB・OG会(鏡味追い出しコンパ?)、多くの卒業生が参加してくれました。それぞれの分野で活躍して様子がわかり、嬉しかったです。また生命圏15周年などでも会いましょう!




2018年4月からは横浜国立大学の環境情報研究院で働きます。研究室名は「水域生態学研究室Laboratory of Aquatic Ecology」と改名し、湖沼にくわえ東京湾など海洋沿岸や多摩川などの河川もフィールドとして研究を進めていきたいと思っています。ぜひ遊びにいらしてください。

印旛沼調査!

はじめまして。4月から鏡味研の一員になりました片桐です。
19日に印旛沼で第一回目の調査があったのでその様子をアップします。
調査はヒシの調査をする船チームと、動物の調査をする動物チームにわかれました。
片桐は動物チームのほうにいましたのでそちらの様子のみになります。

動物チームは博士研究員の高木さん、M1の中西さん、そして学部生の斉藤と片桐の四人。
朝10時頃から舟戸で調査を開始しました。
明け方の雨もあり、すごくさむい。
動物チームの「お魚キラー」斉藤もこのスタイリッシュさで寒さをしのぎます。



















お魚キラー(かご状のわな)をいくつか仕掛けましたが釣果はゼロ。

その間にタモ網を振り回していたらテナガエビが一匹とれました。















プランクトンネットでプランクトンの採集も行ないました。
余談ですが片桐が大学に入ってはじめて鏡味先生に褒められたのは、一年前のユニット実習の手賀沼でプランクトンネットの投てきが素晴らしいといわれたことです。

高木さんと中西さんはクモをおいかけていました。

場所を移動し調査をつづけます。

まず鹿島川へと湖水が流出していく地点。
ここでは数種のエビと、私が狙っていたザリガニも獲ることができました。楽しくなってきた。このあたりはナガエツルノゲイトウ(特定外来生物、西廣研の面々が研究対象にしています)が拡がっていました。
網のように広がっていくので、コイなどの大型魚類の死骸が引っかかっているなあと思っていたら




















なんと生きているのもいました。
離したら弱っている様子もなく、普通に泳いで行かれました。何してたの。
けれどお魚キラーには何もかからず。
川から離れ、池側で続けて調査。

高木さんは先頭を切って道なき道を切り開いてくれますし、水深を確かめてくれます。
この辺りでは網に魚類もかかるようになりました(写真を撮り忘れました。)

さみーさみーいいながら次の地点へ。
ウィンドミルクリニックというおしゃれな診療所の前でご飯をたべました。
高木さんはときおりクモを追いかけていました。
 ここは底質がヘドロっぽくなく、砂のような感じですごく調査がしやすかったです。















そしてついに斉藤のお魚キラーにもモツゴが入りました。二匹。大漁です。
移動して次は土浮という地点。

 Qちゃんこと高橋尚子さんが練習につかっていたという「金メダルロード」なる道沿いです。
カミツキガメ…

印旛沼オニビシ刈り取り真っ最中

湖沼生態研究室では、印旛沼のオニビシが水質と生物に与える影響を調べています。2011年8月、オニビシが刈り取られるというので、刈り取り前後の水質変化を現在、調査中です。

オニビシ刈り取り専用の船、ハーベスタ号です。日本でもかなり珍しい貴重な船です。


千葉県と水辺環境研究所が、刈り取る幅を変えてみて、水質と生物にどう影響するか調査しています。我が研究室もその実験に便乗中です。酸素濃度に違いが見られ始めてます。


8月は調査づくめの赤堀さん(4年生)。自ら改良作成したコアサンプラーでの採泥もお手の物。


赤堀さんをいつも手伝ってくれる岩崎さん(4年生)とDIVの2名(海と森)、漁師の太田さん。水路を通過するのは気持ちよいです。時々カワセミにも巡り会えます。


今も皆は濾過で大忙し。鏡味が代わりに投稿しました。結果は乞うご期待です。