Sunday, June 26, 2011

5月の出来事その1

どうも,不肖ユハラです.
5月19日(木)の調査の報告を致します.
例の如く,東京湾西岸シリーズです.

①舞浜大橋下のヨシ原


皆さんは東京〇ィズ〇ーリ〇ートのすぐ隣にヨシ原があることをご存知でしたでしょうか?旧江戸川河口にかかる舞浜大橋の直下です.



京葉線と国道357号と首都高湾岸線の橋どもです.クリイロ,ムシヤドリ,カワザンショウ,タカノケフサ,アシハラなどのベントスが普通にいました.


②荒川(船堀干潟)


続いて,荒川に行きました.右岸で江東区なので大島ですが,船堀干潟と言うそうです.


ヨシ原と軟泥の干潟が広がります.



干潟を掘返すと嫌気的な様子が伺えます.


ここにはベンケイガニがそこそこいました.クロベンケイガニは当たり前のようにいます.


干潟面にカワザンショウが無数に散らばっております.ムシヤドリもそこそこいました.



成果としては,ベンケイガニがそこそこ生息したことが分かったこと.ですがお目当ての荒川水系にはウモレやクシテはいる気配がいまのところしておりません.



4月の出来事

どうも,不肖ユハラです.


続けて4月の出来事を投稿します.

まだ関東では気温が低く,ベントスの行動は活発ではないです.ただ干出部分は広がる時期ですので,時間を見つけて現場を調査する必要があります.

昨年まで,主に東京湾の千葉県側の湾奥部や東岸を調査しており,東京都や神奈川県の西岸域はあまり踏査しておりませんでした.

西岸でも東京都には結構ヨシ原を伴う干潟はそこそこ有ります.

東岸で豊富にみられた希少貝類やカ二類はいるのか,その「あたり」をつけるため現場に向かいます.


①荒川(四つ木付近)



四つ木付近の荒川左岸です.このようにヨシ原があり,泥干潟が広がってます.


東京スカイツリーを望む泥干潟とヨシ原です.このときはクロベンケイガニ,ヨシダカワザンショウ,ムシヤドリカワザンショウが表面にいました.



②隅田川(南千住汐入)

隅田川沿いに,ヨシ原が人工的に造成されています.ここにもスカイツリーがいました.画面右側はスーパー堤防です.





ここにもクロベンケイガニが.


ここには,ムシヤドリカワザンショウとカワザンショウガイがいました.

南千住汐入にある入江上のヨシ原を伴う干潟.テラスから泥干潟を見下ろせますが,基本的には立ち入り禁止です.


見下ろした先には,カワザンショウが無数に散らばってました.

しかし,南千住汐入は再開発前の1990年代後半に何度も大学帰りに立ち寄ってました.昭和40年代がそのまま取り残されたような街並みでした.今こうして,別の目的で,変わり果てた場に来ていることは感慨深いものです.

3月の出来事

どうも不肖ユハラです.
過去をふりかえる時間が取れましたので,ふりかえります.

①バチ抜け天国?バチ抜け地獄?

時は3月6日(日)の午後7時ごろです.私の地元の感潮水路でも,バチ抜け(ゴカイ類の生殖遊泳)が行われるという情報を聞き,研究室のTくんと同行し現場に入りました.

当日は,水路付近で居を構えている私の小学生時代から同級生である地元の英雄も駆けつけて下さいました.これは心強いことです!ちなみこの水路は私の母校のすぐ脇の水路です.



おお,これは!まさしくバチ抜けですね.
ヤマトカワゴカイですね.埋立地の住宅地内の感潮水路で,こんな現象が起きていたとは私も数十年生活していて知りませんでした.この日は南西の風が吹き,最高気温も16.5℃と3月上旬としては暖かくバチ抜けに適していたのかもしれません.実は3月4日(金)にも現場に来たのですが,気配すらしませんでした.

②生態学会札幌大会

2011年3月8日~3月12日まで,札幌で生態学会がありました.学生では海洋から私を含め発表者4名,湖沼から発表者4名,発表者でない人もふくめ卒研生がたくさん来てました.
皆さん,お疲れ様でした.








東日本大震災

私はそのとき札幌でした.現在でもその影響は計り知れないものがあります,
私の家は埋立地なので,結構まちがひどい状態になっていたようでしたので,あわてて戻りました.

液状化により電柱や建物が傾き,道路がボコボコになってました.液状化自体は千葉県東方沖地震で経験していたのですが,その時とは比べものになりませんでした.

結局2週間程度の上下水道の断水で済みましたが,恐ろしいことでした.



液状化により,稲毛海浜公園内の池の水が干上がってしまいました.

下の写真は,公園内の水路に大量にいたタイワンシジミです.震災から20日後くらいに撮影したものですが,まだ生きている個体も結構いました.